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2018.05.10

京都の結婚式の歴史、坂本龍馬と結婚について

坂本龍馬と京都

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坂本龍馬は江戸時代末期に土佐の下級武士の生まれでありながら、薩長同盟や大政奉還の成立に尽力し明治維新に影響を与えた日本人であれば誰もが知っている偉人の一人です。鎖国の時代に諸外国の考え方を取り入れる柔軟性は時代を先取りするものだったのではないでしょうか。
そんな龍馬が後に結婚相手とする「お龍」とは京都で出会います。そして短くも激しいその生涯を終えたのもまた京都の街でした。

 

坂本龍馬とお龍の結婚

「坂本龍馬」と、その妻である「お龍」こと楢崎龍は、日本史の中でも最も有名な夫婦のひと組です。一般的に二人の馴れ初めは、慶応2年1月23日、寺田屋に身を隠していた坂本龍馬に追っ手が迫っている所をお龍が助けたことがきっかけで、その後西郷隆盛が仲人となって結婚したと言われていますが、実はこの話は根拠が薄いそうです。後年のお龍が直接語った回顧録では、元治元年(1864)8月初旬に、ふたりは内祝言として、家族やごく親しい人たちに囲まれて結婚式を挙げました。その結婚式を挙げた場所は、お龍の亡き父が医師として勤めていた青蓮院の境内にあった金蔵寺でした。今は金剛寺はなくなっていて、「坂本龍馬・お龍「結構式場」跡」の石碑が立っています。

 

日本初の新婚旅行をした夫婦

坂本龍馬とお龍は結婚式後、日本で初めて新婚旅行をした夫婦として有名です。新婚旅行はヨーロッパでは古い時代から行われていましたが、当時の日本ではあまり馴染みのないイベントでした。しかし、外国からの情報が色々入ってきたこの時代、新しいものが大好きだった龍馬がお龍を連れて行ったようです。龍馬は新婚旅行の旅先から、感想を姉の乙女に手紙で送っていて、楽しんでいる様子が今でも残っています。鹿児島の温泉で寺田屋で受けた傷を癒したり、霧島登山に挑戦したりして満喫しました。結婚式と新婚旅行という現代に続くスタイルを確立した坂本龍馬とお龍のカップルにあやかって、京都で結婚式を挙げてハネムーンを楽しんでみませんか?竜馬とお龍が式を挙げた金剛寺はもうありませんが、近くに平安神宮があり挙式をプロデュースできます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。京都に歴史が詰まっているのと同時に京都での結婚式にもやはり歴史が詰まっています。情緒あふれる街並みで歴史を感じる結婚式はゲストの想い出にもきっと残る事でしょう。京都で結婚式をお考えの方はぜひ京都婚へご相談してみてください。

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