京都婚100のこと
Kyoto Wedding 100

2018.04.20

京の伝統を体現する平安神宮で、美しい和の結婚式

平安神宮の朱塗りに映えるオリジナル白無垢

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平安神宮の社殿は、第50代桓武天皇が築いた正庁、朝堂院の8分の5スケールで建てられました。挙式が行われる本殿や儀式殿は皇紀2600年にあたる昭和15年、平安京のラストエンペラー、第121代孝明天皇が合祀された際に建てられたもの。鮮やかな朱塗りには1200年前の京都への憧憬の念が込められています。この朱塗りに映える衣裳として人気なのが柄の異なる3つの白無垢。いずれも平安神宮の神紋である桜と橘を織り込んだ特別な衣裳です。神社の紋ですから勝手に作ることは許されません。約20年前に作られて以来、着用されることが多いこともあって年に2回というハイペースで、その都度、宮司の決裁を経て新しく作り直されています。

 

桜と橘でおひなさま気分に浸れる和の結婚式

平安神宮の神紋である桜と橘、そしておひなさまの段飾りに見られる桜と橘。この2つの起源は同じで、京都御所の紫宸殿正面に対で植えられていたものです。またおひなさまの衣裳と言えば、束帯と十二単。今でも平安神宮では束帯と十二単で結婚式ををすることができます。「皇族と同じ衣裳なんて恐れ多い」という場合は、やはり桜と橘の紋が入った白無垢がオススメ。控室から専用通路を通り、屋外に出ても屋根付きの回廊があるため、雨の日でも衣裳を汚すことなく儀式殿に入ることができます。ちなみに京都では御所から見て左、右を差す場合が多く、「左近の桜、右近の橘」や「左京区、右京区」も東側を「左」と言います。おひなさまも京都では東側に男雛、西側に女雛を飾りますし、平安神宮の挙式では新郎が「左」に、新婦が「右」に立ちます。

 

神苑の雰囲気を結婚式のパーティにも

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平安神宮神苑は同じ東山にある円山公園や無鄰菴の庭を手掛けた七代目小川治兵衛らによって作られました。東、中、西、南と社殿を囲む4つの庭から成っていて、京都千年の造園技法の極みとして昭和50年から国の名勝として指定されています。大人一人600円で拝観することができますが、東からの眺めを独占できる隠れたビューポイントが平安神宮会館。平安神宮の結婚式というと、「挙式」をイメージしがちですが、実はこの会館を使っての「披露宴」や「会食」も人気。「平安神宮と言えば朱」ということから「紅白」をあえて「朱白」と言い換えて、朱色と白でまとめたり。神紋の桜をイメージして桜の枝をバンケットに持ち込んだり。あるいは神苑に咲く四季の花々とリンクさせて、竹を細く裂いて手毬状に編み、中に生花を仕込んだり。平安神宮らしいテーブルコーディネートを楽しむことができます。

 

まとめ

平安神宮に込められた平安への思いは今も脈々と受け継がれています。神宮そのものが建てられたのは明治28年で京都の街の歴史に比べると浅い部類に入るかもしれません。しかし平安から続く技術の粋を婚礼シーンでも味わえる、という替えがたい魅力に溢れています。

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