2018.05.16
echo $area; ?>
} ?>結納とは、漢字の通り結婚する2人の両家が結ばれ、贈り物を贈りあうためのもの。結納には関西式と関東式があります。結婚する2人がともに京都出身ならば、関西式で。どちらかの出身地域が異なるときはお互いの両親にも相談して準備を進めましょう。
結納には正式結納と略式結納があります。正式結納とは、仲人が両家を往復して結納品を運ぶやり方ですが、最近は両家が一堂に会する略式結納が選ばれる事が多くなりました。
結納の日時と場所を決め、結納品と書類を揃えます。日取りは大安であれば申し分なく、仏滅を避けるのがベターとされています。時間帯は午前から昼にかけて行い、昼に祝膳(いわいぜん)を囲みましょう。日没は避けた方がいいと言われますが、結納を午後からスタートし夕食を祝膳とするスケジュールもあります。
場所は自宅、ホテルや式場、料亭やレストランで行います。両家の中間地点や、女性側の近く、もしくは2人の思い出の場所の近くというのも素敵ですね。略式結納に場所の決まりはありません。人気の料亭や式場は早めの予約をお勧めいたします。
結納品は、7もしくは9品目揃えます。結納や結婚式に関わる場面で使われるう数字は、割り切れない数字がいいとされます。そのため綺麗に割ることができない7品目、9品目という品目数が選ばれます。9品目の内訳は小袖料(こそでりょう / 男性から女性に贈る結納金)、家内喜多留(やなぎだる / お酒を送る代わりの現金で、結納当日の酒代)、松魚料(まつうおりょう / 鯛などの魚を送る代わりの現金、結納当日の食事代)、高砂(たかさご / 翁と姥の人形で、白髪になるまで仲睦まじくの意味)、寿恵廣(すえひろ / 白い扇子は無垢と末広がりの幸せを願う)、熨斗(のし / あわびを叩いて伸ばしたもの、長寿を願う)、寿留女(するめ / するめは日持ちするため末永い幸せを願う)、子生婦(こんぶ / 子持ち昆布のように子宝に恵まれることを願う)、結美輪(ゆびわ / 婚約指輪)、以上の9品目です。7品目の場合の内訳は、松魚料と家内喜多留以外の7つで構成されます。デパートなどで購入できます。これらの品目に使われている漢字はめでたい漢字を当て字として使われています。結納品は1つずつ白木の台に置いて並べます。
揃える書類は、目録・受書・家族書・親族書の4種類です。健康診断書を取り交わすこともあります。
参加者の当日の服装は、女性本人は振袖やワンピースなどを着用し、丈の短いものや黒は避けてください。両家の母親は色留袖か付け下げの和装や、ワンピースやスーツを着用します。女性のアクセサリーはパールなど礼装用のものを身につけます。
男性本人と両家の父親は黒かダーク系の色のスーツ、ネクタイは白か準礼装、靴は黒の革靴を着用します。
京都の結納金は、目録が書かれ広蓋(ひろぶた)に乗せられ袱紗(ふくさ)をかけ、風呂敷で二重に包んで持参されます。お多芽とはその結納金の1割をお返しすること。女性側が結納金を受け取り、結納金が入っていた袋の中にある小さなポチ袋に1割の金額を入れ、先方(男性側)の広蓋に乗せてお返しします。これは袴料と呼ぶ結納返しとはまた別ものです。
結納時の縁起をかつぐしきたりとして、桜茶や昆布茶を出す、結納金や結納品を包む風呂敷を結んで包まない(結びが解くや別れなどを連想させるため)、割り箸を使わない(縁起が良くないされるため)などがあります。
歴史ある京都婚だからこそ、しきたりを大切に結納を行いましょう。結婚は、当事者2人だけでなく両家の家族が結ばれるものです。結納も、両親の意向も汲みつつ、最も納得できるスタイルで実施しましょう。
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