京都婚100のこと
Kyoto Wedding 100

2018.04.20

ドレスにも和装にも自然と馴染む水化粧

和装を着用する機会が少なくなった昨今。「着物」をイメージすることはできても、「着物のお化粧」まではっきりと浮かぶ人はけっして多くありません。祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東……5つの花街を抱える京都だからこそ発達したメイク術について見どころをご紹介します。

舞妓さんと水化粧

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舞妓さんの化粧品は普段私たちが使っている下地やファンデーションとはまったく別物。下地は鬢付け油で作り、普段のファンデーションにあたるのは、ねり白粉(おしろい)。ねり白粉を水に溶いて、板刷毛で手早く伸ばし、パフで押さえます。和装に通じた京都では、この舞妓さんメイクを花嫁メイクに流用。とはいえ、同じ化粧品でありながら、使い方は少し異なります。鍵を握るのは、ねり白粉を溶く水の量と色合い。舞妓さんの白塗りよりも水の量を多くして薄付きにすると同時に、白だけでなく色つきのねり粉も混ぜて自然な肌色に調整。洋装にも馴染むメイクになるよう仕上げます。

 

水化粧でボディメイク

伝統的な化粧品が身近にある京都では、洋装のみの場合もボディメイクに水化粧が使われます。ボディメイクとは首、デコルテ、背中など衣裳から露出しているパーツに施すベースメイクのこと。シール状のスワロフスキーなどで蝶や花を装飾するボディジュエリーとはまた異なります。露出度の高いドレスは特に、顔だけが浮いて見えないよう、薄付きで色味も調整した水化粧を施しますが、肌の色味を整え、艶感を出し、素肌感を大切にした仕上がりになるため、背中ニキビや傷跡が気になる花嫁にとっては心強い味方。そうでなくとも、皮脂や汗で落ちにくく、衣裳を汚さないという水化粧ならではの利点は見逃せません。

 

まとめ

昔は和装用のメイクをいったん全て落としてから洋装用に変えたため、洋装のメイクはどうしても時間優先になり、花嫁のリクエストすべてを反映する余裕がありませんでした。しかし今では、ヘアメイクリハーサルもあれば、和装のベースメイクのまま洋装へ素早く切り替えもでき、花嫁自身が納得できたお色直しが楽しめるように配慮されています。

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