京都婚100のこと
Kyoto Wedding 100

2018.04.20

花嫁の魅力を最大限に引き出す、京都の「美粧師」

日本髪と着付けができる「美粧師」

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「美粧」とは「美しくよそおうこと」。日本全国どこでも使われている言葉で、例えば結婚式の見積もり表を見ても、「美粧料」として美容にかかる金額が載っています。しかし、「化粧をしたり、髪型を整える」という意味に、「日本髪と着付け」という和の要素が加味されるのが京都らしさ。着付けとヘアメイクを担当する職業をあえて「美粧師」と名乗る会社もあるほどです。さらにSNSによる情報の拡散が盛んな昨今、事前に自分なりのイメージを固めて打ち合わせに臨む花嫁も増加中。伝統的な和装と、こだわりぬいた現代の和婚スタイル、両方に対応できなければ京都で「美粧師」を名乗るのは難しいでしょう。

 

似合わせ、というスタイリング

日本髪を結えるだけの長さがなければかつらを使うのが一般的。また、地毛が長くても洋装へのチェンジを控えていれば鬢付け油で固めることはできないため、この場合もかつらを使うことになります。かつらには全かつらと半かつらがありますが、かつらの色と眉毛の色が統一されていないのは違和感があるもの。いずれの場合もヘアメイク、特に眉毛と口元をややしっかり作る必要があります。今のメイクは眉の色を薄くする傾向にありますが、かつらに寄せてしっかり作ると、トータルで自然な見え方になります。かつらだけ、メイクだけで考えるのではなく、全体のバランスを見ながら調整すること。そのさじ加減は「似合わせ」と呼ばれ、手慣れた美粧師ならばその人の良さを引き出すように「似合わせ」をしてくれます。

 

あなたの着付けは見られている

京都=和装をイメージする人が多いのは事実。しかし、京都ならでは、と言えるのは、着物やかつらそのものではなく、むしろ周りの目と言えます。着物に精通している人が多いため、適当な着付けの仕方をしていれば、きっと恥ずかしい思いをするはず。衿の合わせ方一つ取っても、顔の形や首の長さによって浅くしたり深くしたり全体のラインが美しくなるように似合わせがされていなければいけません。また、結婚式で列席者の着物率が高いのも京都らしさ。両家父母はもちろん、親族の女性も黒留袖をしっかりと着こなしています。最近の結婚式ではテーブルラウンドを重視しているため、親族のテーブルを訪れた時に、間近で見ても上質さが伝わる衣裳を選ぶこと、また着崩れにくいように着付けてもらうことはとても大事です。

 

まとめ

ワンパターンと思われがちな和装の着こなしやヘアメイクにもさまざまなバリエーションがあります。ナチュラルメイクやヌーディ―な色使いにこだわらず、ヘルシーでフレッシュな和装メイクを目指しましょう。「京都に来てこれは恥ずかしい」……花嫁さんがそう言われないように、「美粧師」は日々、研鑽を積んでいます。

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