京都婚100のこと
Kyoto Wedding 100

2018.04.20

結婚式をより豊かなものする、衣装の持つ意味合い

古くから都として栄えた京都では人間関係が濃密で、スマートな人付き合いが好まれています。人間関係を円滑にするために重宝がられているのが本音と建て前。京都で「どんな格好でも良いです」と言われても、場面にあった服装を考慮することが大事になります。「平服で」と言われたら、それは略礼服のこと。婚礼衣装ともなれば、「第一礼装」についておさらいしておく必要があります。

結婚式の衣装マナー

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神道とは、その文字が表しているように、人が生きる「道」であって宗教ではありません。そのためキリスト教徒であっても神前式を挙げることに矛盾はなく、衣装についても同様に特にルールは定められていません。定番は白無垢ですが、色打ち掛けはもちろん、ドレスでも問題なし。ごく少数ですが、十二単で神前式にのぞむ花嫁も存在います。新婦が白無垢や色打ち掛けの場合、新郎は紋付き袴に。新婦がドレスであれば、新郎はタキシードやフロックコートになり、新婦が十二単なら、新郎は束帯。束帯は神職と同じ服装のため、熟練の着付けが必要となります。

 

父母の衣装について

ふたりの服装はもちろんのこと、親の服装も大事になります。京都であれば母親は黒の留袖が一般的。父親は和装なら紋付き袴、洋装ならモーニングになります。父親と母親で和洋が混在するのが気になる人は和装で揃えると良いでしょう。モーニングと紋付き袴の格に差はなく、どちらも同格ですので問題ありません。親よりも親族やゲストの服装の格が上になってしまうとお互いに居心地の悪い思いをすることもあるため、親もぜひ第一礼装の着用を。パーティで「アロハ」など、特殊なドレスコードを設ける場合も、挙式と披露宴をはっきり区別して、挙式では第一礼装を着用するのが京都流。挙式では「神様の前で恥ずかしくない服装」を心掛けると良いでしょう。

 

まとめ

「第一礼装」という言葉をこんなに良く耳にする街が京都の他にあるでしょうか。東京では聞き慣れなくなった言葉も、京都ではしっかりと残っています。物事が本来持つ意味を重視する、京都という土地柄が大きく影響しています。

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