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2018.05.11

友人の参列、国際結婚……平安神宮がおこなう神前式の、いま・むかし

家と家が結びつくことから、かつては親が結婚に介入するのは当たり前でした。現代では自由恋愛が主流となり、人々の考え方も変わっていく中で、神前式の様相も変化しています。ここでは神前式の昔と今を比較する中で、変わらないもの、大切にしていきたいものに、立ち返ってみましょう。

家族がつながる神前式

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結婚式を“新郎家と新婦家がひとつになる儀式”と捉えている平安神宮。神前式のなかで行われる儀式のひとつに、親族杯の儀というものがあります。参列した親族にお神酒が配られ、全員で一斉に飲み干す儀式です。飲み干すことで両家が親族となる契りを交わすものであり、親族かための儀とも言われます。神前式は、両家の顔合わせの意味も持ち合わせていることから、親族までの参加が理想とされています。しかし、時代が変化するにつれ、友人の参列を認めている神社も増えているのも事実。かつては、親や家族の意見が重視されていましたが、「友人にも挙式に参列してほしい」というふたりの思いやこだわりを優先して考えるようになったそう。平安神宮では、両家18名ずつ挙式に参加が可能です。最終的に、誰に参列してもらうかはふたりの判断になりますが、挙式の本来の意味をしっかり考えた上で、親やプランナーにも相談しながら、参列者を決定するのがよいでしょう。

また、昔と大きく変わったことといえば、仲人の存在です。かつては「仲人は親も同然」という格言があるほど、強い影響力を持っていました。仲人は、神前式の儀式のうち、玉串拝礼、誓詞奏上を担当するなど、重要な役割を担っていました。しかし、人間関係の変化や、恋愛結婚が多くなるなど時代が変わるにつれ、仲人を立てる結婚式は減少。平安神宮でも仲人がいる挙式はほとんどありません。

ふたりが出会い、家族が結びつくまでに、さまざまな人がふたりに関わっているはず。挙式の参列がかなわなくとも、これまでお世話になった人々の顔を思い浮かべながら挙式に臨むのも良いかもしれません。

 

国際カップルでも神前式が挙げられます

昨今では、国際結婚のカップルが神前式を選ぶことも増えてきました。平安神宮では、年間の婚礼組数のうち約6~8%が国際結婚カップルだそう。新郎が外国人、新婦が日本人の組み合わせが多いとのことです。

新郎新婦が連名で綴った誓いの言葉を読み上げる誓詞奏上。日本語が母国語でないパートナーにとって、難関となるかもしれません。しかし、ご安心を。日本語で書かれた誓詞の横に、ローマ字で読み仮名を記したり、読み上げる方の母国語に訳して申し上げても問題ありません。神様にふたりの思いが伝われば、それでよいのです。愛する人が生まれた国の伝統的なスタイルにのっとった挙式は、ふたりの思いがより深まりそうです。

 

まとめ

神様は慈悲深いため、多少のことはあたたかく見守ってくれるでしょう。数ある挙式スタイルの中から神前式を選び、神様の前に立つ以上、自分たちの思いも大切ですが本来の意味も理解し、伝統を守っていくのも素敵なことです。

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